国内インターナショナルスクール

チャリティーマラソン:Terry Fox Run

インターナショナルスクールではチャリティー活動が多いのは皆さんよくご存じではないでしょうか。
毎年行われるこのTerry Fox Runは、多くの生徒や父兄が集まる学校主催のイベントです。
2020年は新型コロナウイルスの影響で実施ができませんでしたが、今年2021年は11月の秋晴れの気持ちいい青空の下で行われ200人近い生徒や父兄が参加しました!

Terry Fox Runとは?

Terry Fox Runはカナダ人のTerry Foxさんが1980年にはじめた活動です。
骨肉腫で18歳という若さで右足を失った時に、自分よりも幼い子供たちが病気と闘い、そして亡くなっていく姿を目にした彼は黙って見過ごす事が出来なかったそうです。。

I saw kids my age and younger . . . and you can’t leave something like that and forget it. I couldn’t, anyway. I had to try to do something about it.

その後、「Marathon of Hope(希望のマラソン)」と名付けた がん研究を支援するカナダ横断マラソンが行われました。義足で毎日フルマラソンの距離を走り続けたそうです。
今でこそ義足も改良をされていると思いますが、今でも義足でこれだけの距離を走ることは難しいのではないでしょうか。そんな彼の思いが多くの人の心を打ち、世界に広がったそうです。

残念ながらTerryは数か月後に肺に転移が見つかり、夢半ばでこの世を去ることになりました。

Even if I don’t finish, we need others to continue. It’s got to keep going without me.

Terryが残したこの言葉の通り、今でも世界各国でTerry Fox Runが行われ がん治療の発展のために募金活動が引き継がれています。

  Terry Fox Foundation https://terryfox.org

チャリティー活動を通じて学ぶGlobal Citizenship

日本の学校で行うチャリティー活動と言えば「赤い羽根募金」でしょうか?
Ozbbyが育った環境で「募金」といえば赤い羽根をもらうために100円程度を毎年学校に持っていくくらいでした。
豪子の小学校探しやインターナショナルスクールの環境に入ることで、ボランティアの概念はOzbby自身も大きく変わりました。

思いやりの心をいっぱい教わる日本の教育もいい点がたくさんありますが、「自らが活動する」という機会は大事だなと思います。小さなステップでも始めることに意味がある、それが人々の助けになる、そんな概念を豪子の学校では教えてくれているように思います。

豪子の学校でよく行ってるイベントや募金活動

フードバンク Second Harvest Japan http://2hj.org/

赤い羽根共同募金 https://www.akaihane.or.jp/

ペットボトルのキャップでワクチン接種 https://www.jcv-jp.org/donation/pbcap 

いらない衣類のリサイクル https://world–gift.com/index.html#contents07_tab

こういう活動を小さい頃からやっていくのは素晴らしいことだと思います。
今は、大学入試や就職にもこういった社会貢献活動が評価されるとか。そのためにOzbbyの姪っ子たちも色々頑張っているようです。
私ももう少し積極的に活動をしたいければ、どうしても時間を費やすというのができずにおります。まだまだ人間としての成長が足りないなと思う点です。

ABOUT ME
Ozbby
日豪ハーフの娘の豪子と暮らすOzbbyです。遠く暮らすダディと英語で会話するために豪子は幼いころから頑張ってきました。生活様式から会話まで和洋ごちゃまぜのちゃんぽんで暮らす我が家の日々の暮らしや、国際&バイリンガル教育など書いていきたいと思いこのサイトを作りました。