バイリンガルの仕事

目に留まる職務経歴書の書き方

夏休み中は一時スローダウンしてた採用活動が9月に入りまた復活。人材紹介会社から送られてくる履歴書が毎日数人います。日によっては10人程度送られてきて、都度ファイルを開き、一次面接に進めるかどうかの判断を瞬時に行います。通常の業務をこなしながら日々送られてくる履歴書に目を通し、面接の日時調整を行うのは結構な手間。とにかく忙しい合間に見る履歴書や職務経歴書は”一目でわかること”が大事。
あくまでも私個人の意見ですが、、、ご参考になれば幸いです!

履歴書と職務経歴書は見やすく!

とにかく見やすいこと!これにつきます。私の場合、年齢と職歴をざっと確認して、その職歴が年相応かをチェック。
英語力が必須な職場であるため、一応TOEICのスコアや留学歴などは確認しますが、職歴から「英語をどう使ってきたか」のほうが大事です。スコアが高くても、海外育ちでも英語がfluentでも、ビジネスで英語を使えるかは全く別問題。英語力を求めらる職場にApplyする際には、どんなシチュエーションで英語を使ってきたか、わかりやすく書きましょう。

正直、わかりにくい書類の場合は一枚めくって終了(応募してくれた方、ごめんなさい)。その時点で「この人に書類作成のセンスがないな」「話の要点をまとめられない人だな」と判断します。

こんな職務経歴書だとありがたい!

  1. 時系列に並んでいること(当たり前ですが、、)間が空いてる場合は簡単に理由を記載しておきましょう。
  2. 就業期間(単に就業開始と終了の年月日だけより、”XX年XXか月”と記載。何年何ヶ月とか期間が書かれていると計算しなくていいのでありがたいですね)
  3. 会社名と簡単な業種の説明(他業界や業種の場合は特に)
  4. 会社や所属グループなどの規模(わが社は小さい会社なので大企業ばかりの経験の人だと向かないこともあり、必ず面接時に確認します)
  5. 自分の役割や担当業務を箇条書き (わかりやすく。簡単に見える業務も次の職場では大事な業務かもしれません!自己判断せずに自分が携わってきた業務を書き出しましょう!細かすぎても、シンプルすぎてもダメ!)
  6. 各就業先でどんなことが評価されてたか? 「こんなことを同僚や上司から言われてました」とかOK
  7. 自己アピール (自分の熱意を伝えたり、強み・弱みを書き出すのもいいと思います!)

業種や職種によっても異なると思いますが、私が書いてあるといいなと思うのはこんな感じです。
何度もいいますが、ざっとみて特徴がつかめることなので、読み手が「この人どんな仕事をしてきたんだろう?」とわかることが大事。そして簡単に人となりがわかるとさらにPlusかな、と思います。

写真で第一印象をプラスに!

写真があると判断がしやすい時もあります。やはり表情がイキイキとしてる人は、経歴やスキルがなんとなく足りなくても会ってみたいな、と思うことがあります。
日本ではいまだ「笑ってはいけない」写真の文化ですが、グローバルな環境で仕事する企業なら、スーツに真正面(ちょっと横向きでもOk)で、少し微笑みましょう。堅いまじめな証明写真はダメです 笑
笑わない場合も目を見開いて、口角を上げて、できるだけキラキラした表情で写真はとりましょう! ポイントはキラキラ✨です。

個人的には、経験が浅い若い世代は写真があるとベターだと思います。
若くて経験がなくても真面目で頑張ってくれそうな方であれば採用したいなと思うからです。

写真は決して容姿で判断、というわけではないですよ。。。誤解のないように。
スポーツ選手ってすごくいい顔立ちでなくてもなんだかかっこよく見えたり、かわいく見えたりして好感度が高いですよね? そんなキラキラ感は人の中身を表しているものです。
社交性があってやる気に満ち溢れている人材が欲しいのはどの業種も同じです!

やる気を求めるとブラック企業?

先日、”仕事は「やる気」と「体力勝負」だよ”と就活中の大学生の甥っ子に話したら「それブラック企業じゃん!」といわれました、、、

仕事に限らず、大人になればなるほど気づく「体力」の重要さ。
健康で体力のある人ほど、ここぞというときに踏ん張りがきく。その分、安心して仕事を任せられるわけです。ちょっと仕事が立て込んで無理した結果、最後の大事な時に体調を崩して活躍できなかった、、、仕事は自分だけのミスや責任では済みません。健康管理や自分の体の限界をわかって仕事をすることは「責任感」の1つ。

学生時代に運動などを通して自分の限界や体調管理のコツを身に着けておくのは、こういった時に大事だと思います。限界もわからず、上手な手の抜き方もわからず体力&気力が続かない人って結構多いです。

ということで、私は個人的に「学生時代に熱中したことはなんですか? 一番最近で熱中したことは何ですか?」と聞くことにしています。運動だけではありませんが、何かに熱中したり没頭できること、それを若い時に経験し、胸を張って話せることは強さでもあり魅力でもあると考えます。

ABOUT ME
Ozbby
日豪ハーフの娘の豪子と暮らすOzbbyです。遠く暮らすダディと英語で会話するために豪子は幼いころから頑張ってきました。生活様式から会話まで和洋ごちゃまぜのちゃんぽんで暮らす我が家の日々の暮らしや、国際&バイリンガル教育など書いていきたいと思いこのサイトを作りました。